生成 AI サービスの使い分け

私の個人的な感想。

以下で使い分けている。

Perplexity・検索目的
・Google の置き換え
・Google 使用する時は、「2・3 の単語を入力して、検索結果で得られる」と思った時のみ
ChatGPT・日常的、日々のすべての質問。
・Perplexity の検索結果に物足りなさを感じた時。
Claude・Claude Code 利用目的でのみサブスク。
・対話型 AI を使用することはほぼない。
Gemini(Google Workspace)・NotebookLM(Google Workspace)の利用が主たる目的
 ・Google Workspace に Gemini が含まれているので使用。
・最近(2025/11/08 時点)は、Gemini 内にある Canvas を使ったスライド作成も利用。
・時々、ChatGPT の回答に偏りを感じた時、Perplexity、ChatGPT の検索結果に物足りなさを感じた時。

開発環境構築等の手順の教えを請う、技術説明の教えを請う場合

用途使用する対話型 AI サービス
メインChatGPT
ChatGPT の回答・解説がわからない時。動作しないことを報告する度に、同じ回答(ループ)になった時
Perplexity
※検索に重きを置いている為か、回答はネット情報にもとにしている様。ChatGPT は、多くの推論が含まれている様に感じる。
ChatGPT、Perplexity でも埒が明かない時。
(この段階に至ることは少ない。また、解決できることは少ない)
Gemini、Claude

できるだけ間違いのない正確な情報が欲しい場合

コーディング時に利用する際は 9 割方任せている。
対話型 AI への「文章要約」は 7・8 割方信用しているが、要約させた時、真逆の意味になる要約になっている事があるので、必ず修正している。
正確な情報が欲しい時の質問に対する回答には、まだ信用できていない。Perplexity の回答を一番信用している。

真逆、もしくは方向性が違う回答になることはあるか?

  • 2025/03 くらいまでは時々あった。2025/04 以降はたまにある(個人的な感想)

対応方法

  • ChatGPT、Perplexity、Gemini で同様の質問をする
  • 回答に差異ががあった場合、差異のある対話型 AI それぞれに「差異があること」「なぜ差異があるかの説明」を求めている
  • 例:
    • ChatGPT に対して、「Perplexity の回答とあなたの回答に差異がありました。Perplexity の回答は以下です。なぜあなたの回答が異なっているのか説明して下さい。
      • <ここに、Perplexity の回答を貼り付け>
    • Perplexity に対して、「ChatGPT の回答とあなたの回答に差異がありました。ChatGPT の回答は以下です。なぜあなたの回答が異なっているのか説明して下さい。
      • <ここに、ChatGPT の回答を貼り付け>

回答の信頼性に疑問を持ってしまう事例

アクサ生命保険の生命保険量控除証明書には、「(2025/10 までの)証明額」と「(12 月まで振り込んだ場合の)申告額」の 2 つがある。
年末調整の給与所得者の保険料控除申告書の生命保険料控除の「あなたが本年中に支払った保険料等の金額」にはどちらを記載するのかわからず質問。
(申告額の気もするが、「支払った」の表記も気になる。)

  • Perplexity
    • アクサ生命のFAQに「生命保険料控除証明書に『証明額』と『申告額』の2つの金額が印字されていますが、年末調整の申告書にはどちらを記入するのですか?」という質問が掲載されており、そこで「申告額」を記入することが明記されている
    • 上記の引用元の、アクサ生命保険の FAQ の質問ページのURL
  • ChatGPT
    • Q&Aの内容によると、「証明額」は“その年の1月〜証明書発行時点までのお払込み”を指しており、「申告額」は“1月〜12月分の保険料を払込み場合の金額”を示している。
    • 引用元は、アクサ生命ではない保険会社の URL
    • ChatGPT の結論(私見)として、以下。
      11・12月分を既に振り込んでいる、あるいは確実に支払う見込みがあるなら「申告額」が適切。
      11・12月の支払いが 未払いで、見込みのみ の場合、「証明額」

Perplexity は、正確にアクサ生命保険サイトにマッチする情報が存在することを見つけ、回答。
ChatGPT は、他の保険会社の URL をもとに推論解説

  • 確実に支払う見込みなら「申告額」、見込みなら「証明額」

対話型 AI として使った感想

Perplexity

より正確に情報検索したい場合は、Perplexity

  • 偏りや公平性を感じる
  • 他はの対話型 AI は、性格上、ユーザーの為に推論や考察が入ってくる。(用途が違うので当然)
  • Google 検索の場合、「検索したい内容、理由」などを少ない単語区切りにする脳内変換作業が発生する。Peplexity は、「何をして欲しいか」「目的はなにか」「求めている条件、排除してほしいは何か」を長文で依頼できる。「より精度の高い回答につながる」と私は考えている。

ChatGPT

  • 一番最初に使用する
  • 検索目的以外のすべてを相談時に利用している。
  • 回答のフォーマット、レイアウトがざっと見しやすい。(把握しやすい
    • 章立て
    • アウトライン
    • 3 ~ 5 行くらいで段落分け
  • 次のアクション(ユーザーが求めているだろう回答)を提案してくる

Gemini

  • ChatGPT で物足りなさを感じた時、ChatGPT の回答の偏りを感じた時
  • ChatGPT の回答の見やすいレイアウトに慣れると、回答を読むのが苦痛。

Claude

  • ほぼ使ったことがない。
  • 2024/10 ~ 2025/02 位までにおいて、コードの相談で使った感想は、「わかりにくい」

予算的に 1 つしかサブスクできない場合

個人的な感想をもとに選定

ChatGPT Pro
($20/月)
・オールマイティ
・コーディング用途で Codex も使用できる
・検索結果には偏りがある様に感じる
Google Workspace Standard
(1,600 円/月)
対話型 AI は、Gemini。
・Google NotebookLM は情報の整理、効率よく把握、試験対策、わかりやすい解説の作成など、多方面で秀逸。
・Gemini Flash より精度が高いGeimini Pro を使用できる
・Gemini 内の Canvas によるスライド作成も素晴らしいと感じている。
・回答については、ChatGPT に比べると物足りなさを感じる。また、文章量が多くレイアウト上、ChatGPT に慣れていると、読み返しが多くなる
・Google Workspace は、フリーランス、個人事業主向けだが、個人でも契約可能。
・Google AI Pro(2,900 円/月)もある。サービス内容の違いがある。
・Google Workspace が生成した内容について、ユーザープロンプトが意図的でなければ、著作権問題があった時、Google が保証するサービスが付いている。
Perplexity Pro
($20/月)
・情報検索をメインとするなら、偏りが無く(個人的な感想)、資料作成時に参照する情報として使いやすい。
・ChatGPT、Claude、Gemini
の様な使い方ができないわけではない。対話型 AI の用途が異なるので、同レベルの回答は得られないだけ。
Claude Pro
($20/月)
・週末ちょこっとコーディング
・週末がっつりコーディングでは、$20 では月内で収まらないので、Claude Max $100。
・業務レベルで使用するなら、Claude Max $200。
・対話型 AI については、使用していないので不明。
  • 各サービス内には他にも料金プランが有る
  • 週末ちょこっとコーディング位なら、上記で満たせると思う

関連/参考/引用

  • レイアウトサンプルは、以下参照
    • 対話型 AI 別回答フォーマットサンプル

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